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東京都スマートサービス実装促進プロジェクト

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サービス実装事例

ドライバーの安全・健康管理ツール「Nobi for Driver」

  • スタートアップ株式会社enstem
  • 実装促進事業者株式会社デジタルガレージ
  • サービス分類働き方
  • 実装エリア副都心臨海部/渋谷区
  • 基盤提供者京王自動車株式会社

実装までの経緯

背景情報(エリアや都民の課題・ニーズ)

  • 京王自動車株式会社(基盤提供者)では、高齢化が進む中でドライバーの体調変化によるヒヤリハットや健康起因の事故リスクが懸念されていた。中でも、​日々の健康状態の把握や早期の異常検知は重要である一方、運行中のドライバーの体調をリアルタイムで管理することは難しいという課題があった。

サービス実装概要

ソリューション内容

  • 株式会社enstemは、スマートウォッチから取得される心拍データをリアルタイムに分析することで、運転中のドライバーのアラート検知および健康状態を可視化することができる安全管理サービス「Nobi for Driver」を提供するスタートアップ。
  • 京王自動車株式会社(基盤提供者)に「Nobi for Driver」を実装。アプリを起動しておくことで運転中のドライバーの状態をリアルタイムに把握することが可能。ドライバーの異常を検知した際には、運行管理者や安全管理担当などの管理者に対してメールで通知が送信される仕組みを実現。
  • データが蓄積されることで、アラートの基準値が個人に最適化されていき、アラート検知の精度の向上に繋がる。また、蓄積されたデータをもとに、ドライバーのアラート検知の傾向を知ることも可能。

スキーム図

※実装の形態について、事例によってはサービス購入が発生していないケースもございますのでご留意ください。(連携協定、サービス導入 等)

実装サービスイメージ

実装後の経過

導入による効果※見込みを含む

  • 異常心拍の早期検知により、体調不良による事故を未然に防止​。
  • 点呼等での、管理者による健康確認が効率化され、運行管理業務の負担が軽減。
  • ドライバー自身の健康意識が高まり、体調へのセルフチェック習慣が定着​。
  • 緊急対応が必要なケースでは、即時の対処行動につなげられる体制を構築。

利用者のコメント

運行中の急な体調不良を事前に察知できる仕組みがあることで、現場の安心感が高まりました。(管理者​)
運転前の体調を確認できるので、自分のコンディションを意識しながら働けるのが良いです。(ドライバー)

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